2012年09月01日

8月度の状況

access1208.jpg8月度のアクセス状況は図のようになりました。アクセス数はトレンドラインからかなり下がっておりますが、例年夏休みにはアクセスが低下する現象が認められており、9月からの回復に期待しております。

8月度のトピックスといたしまして、まず第一にあげられますことはCodeSqueezer Ver.1.08をアップロードしたことです。こちらにつきましては既にご紹介しておりますので、詳細は省略いたします。

第二のトピックスは、8/29-30に岐阜県下呂温泉で開催されました“DAシンポジウム2012”で発表したことです。今回のテーマは、CodeSqueezerに演算仕様を与えるための言語“mhdl”のご紹介です。こちらの関連資料は弊社HPのDA2012のページにアップロードいたしました。

会場では種々のご助言を頂きました。その一つは、C言語との変換機能を準備したらよいのではないか、という点でして、これにつきましてはいずれやりたいと考えているとお応えいたしました。なお、その際にはmhdlの機能拡張も併せて行い、Cの機能の大部分をmhdlで記述できるようにしたいと考えているのですが、会場からの反応は、そこまでやる必要はないのでは、というものでした。さて、どうしたものでしょうか、、、

もう一つのご助言は、具体的な応用例についてmhdlの開発事例として紹介したらよいのでは、というもの。これはかなり大掛かりな仕事になることが予想されまして二の足を踏んでいるのですが、いずれはやりたいと考えているテーマもあり、目先の課題が片付いた後にはぜひ取り上げたいと考えております。

このテーマとは、位置信号の誤差補正でして、実はCodeSqueezerのようなツールを開発せんと考えましたのは、私が長年位置信号の誤差補正に関わる研究開発に従事して、そこで必要となる演算論理を手早く作成したいと考えたからなのでした。

位置信号の誤差補正に関しましては、これまでの研究開発の過程で、いろいろな面白いことがわかってまいりました。ただし、これらの研究は会社勤めの過程でなされたものであり、私の一存でその内容を公開するわけにもいきません。また、個々の技術に関しては特許出願を行っており、仮に公開したところで、読者のお役にはたたない可能性が高いと思われます。

しかしながら、企業に勤務する中で行いました位置信号の誤差補正に関わる研究は、私自身が考えるところでは、いまだ不十分なものであり、どうすればよいかという道筋もおおよそのところではみえております。また、長年これらの研究開発に関わってまいりましたおかげで、各社の特許がどのようにこの領域をカバーしているかという知識も私の頭の中には入っております。つまり、各社の特許に抵触しない形で、これらをはるかに凌駕する技術を作り上げることもできそうであると考えているわけです。

と、いうわけで、直近のテーマであります“CodeSqueezer 2.0”の次のテーマといたしまして、位置信号の誤差補正技術を一つものにして、mhdlの応用例という形でオープンにしていきたいと考えております。こういう形であれば、情報処理学会以外に、電子情報通信学会でも発表ができそうで、FPGAの新しい応用分野の開拓にもつながる良い宣伝の場ともなりそうです。

DAシンポジウムでは、発表するだけでなくいろいろな方の発表も聴講させていただいたのですが、その中でも特筆すべきはRubyの開発者、まつもとゆきひろ氏の“世界に通用する技術者になるためには”という講演でした。まつもと氏、もちろん有名人ではあるのですが、興味深いことにはmhdl同様の言語でありますRubyの開発者でして、新しい言語を世界に広めるためにはどうすればよいか、というヒントが得られるかと期待してのことです。

Rubyはオープンソースで作成されており、世界に広まるきっかけは、Web用のアプリケーション開発に利用されたことからと。これを、商用ソフトという形で出しておりますmhdlにそのまま応用することは難しいと思われますが、ユーザを巻き込む形を作り上げるということは一つのポイントである様子で、CodeSqueezer 2.0公開の次の次あたりにリリースする予定の、Function Developer's Kit(標準ファンクションをユーザが定義するためのキット)の出し方が一つの鍵となりそうな予感がいたします。

その他、まつもと氏は「少しばかりの英語」という表現で、英語によるコミュニケーションの重要性を強調しておられました。CodeSqueezerの英語版やホームページの言語切り替え機能(日本語/英語)が必要であることは以前より認識しておりましたが手つかずとなっております。これにつきましても、なるべく早い機会に取り組んでいきたいと思います。

と、いうわけで、やるべきテーマは山のようにあるのですが、一つづつ片付けていかないといけません。まずはCodeSqueezer 2.0をなるべく早くものにすべく、これからも張り切ってまいりたいと考えております。
posted by 管理人 at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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